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<あずきバー>かき氷器 硬さと格闘 製造秘話 (毎日新聞)

 玩具メーカー「タカラトミーアーツ」(東京都葛飾区)は、井村屋(津市)のアイスキャンディー「あずきバー」をかき氷にする新商品「おかしなかき氷 井村屋あずきバー」を6月29日に発売する。希望小売価格は2800円(税抜き)。「世界一硬いアイス」などとたびたびネタにされている硬さのあずきバーを、手軽にふわふわの食感のかき氷に変身させるまでの道のりは険しく、砕け散った試作機
は数知れず。完成に至る経緯などを聞いた。【大村健一/統合デジタル取材センター】

 きっかけは昨年9月。商品を開発したタカラトミーアーツのライフ企画課専門課長の和田香織さんは、翌夏に向けた新商品を考えているとき、あずきバーの硬さを話題にしたインターネット上の投稿を見た。「これをかき氷にする機械があったら面白いかも」。同社は6年前、赤城乳業(埼玉県深谷市)の人気アイスキャンディー「ガリガリ君」をかき氷にする商品を発売しており、ノウハウもあった。

 翌夏向けの商品の企画を出すには、開発期間を考えるとぎりぎりの時期だった。まずは商品化の交渉。本来は時間がかかる作業だ。和田さんがフェイスブックのメッセンジャーを通じて、SNSを活用したPRに定評がある井村屋に打診すると、その日のうちに電話が来た。「いいですね。でも、難しいと思いますよ」

 井村屋側も過去にあずきバーのPRのために活用したレシピとしてかき氷を考えたが、普通の機材では、なかなかうまく削れなかったという。1973年に発売し、現在は年間2億5000万本以上を売り上げているあずきバーは、1本あたり約100粒のあずきをぎっしり詰めるため空気の泡が少なく、乳製品などアイスを軟らかくする成分も入れていない。「ぜんざい」の味を忠実に再現しようとする心意気が、硬さの秘密だった。
(続く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000022-mai-soci

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 おろし金の原理でアイスを削る「ガリガリ君」のときの構造では歯が立たなかった。思いついてから2週間後、上からあずきバーを強力なばねで押さえつけて固定し、プラスチックの刃で削るタイプの試作品1号機が完成。しかし、削れてくるにつれてバネの力が弱まってしまい、失敗。急ピッチで仕上げたこともあり、この時点ではアイスの真ん中に刺さる木の棒も削ってしまう造りだった。

 2号機は刃と連動するハンドルを上につけて下に押し込む形にし、井村屋の担当者の前で実演したが、硬さに耐えきれず、ハンドルはぽっきり折れた。3、4号機はハンドルを横につけ、3枚刃にするなど改良したものの、ハンドルは回すことができないほど重かった。試作品は加工しやすいように柔らかいプラスチック素材で作った事情もあるが、「ほとんどまともに動かなかった」と和田さんは振り返る。

 ◇発想の転換が生んだブレークスルー ふわりとした斬新な食感のかき氷が完成

 糸口をつかめないまま、期限が迫る中、思い切って発想を転換した。「アイスのスティック(棒)がついたままでは周りを避けて削らなければならず、削れない原因になっている。最初に取ってしまうことはできないか」。社内から「削るのも難しい硬さなのに、そこから棒だけを引き抜くことはもっと難しいのでは」という声もあがったが、7種類の試作品を経て、てこの原理を利用した専用部品の作製に成功。全面を削れるようになり、スムーズにハンドルが回せるようになった。

 最後に残された問題は、業務用冷凍庫などで冷やされていたあずきバーはさらに硬くなり、過度な力でハンドルを回すと商品が壊れてしまう可能性があることだった。これも負荷をかけすぎると空転
する「クラッチ」を取り付けた6台目の試作品で解消。季節が秋から冬に変わった昨年末、ようやくめどが立った。

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 あずきバーは65ミリリットルと85ミリリットルの二つのサイズがあるが、商品は65ミリのみ対応。
かき氷は、ふわりとした斬新な食感だ。フルーツを添えたり、牛乳を注いで冷たいシェイクにしたり、これまでのあずきバーとは違った楽しみ方もできるという。和田さんは「完成後、井村屋の方々の前でかき氷を作って食べてもらったとき、あずきバーは井村屋の商品なのに、思わず『おいしいでしょ
う?』と自慢していました」と笑う。

 井村屋の担当者も「試作機を何度も作って挑戦する姿に、どきどきはらはらしていた。まさか本当に機械を完成させるとは思わなかった。いつものあずきバーもおいしいが、かき氷も格別のおいしさ」と太鼓判を押した。

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カキ氷機って置き場所とか考えると複数いらないけど
これ買っちゃうと普通のかき氷作れないんじゃないか?

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これいいな
女の子を家に連れ込む口実にしよう

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凄いな。
企業も頭使ったってのがよくわかる

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硬いのは事実だがネタにするほどでもなくない?

>>12
そりゃほっときゃ溶けるからな…
最速で食おうとしたら大変なもんだろ

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2800円か…すぐに飽きてしまいそう

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あずきバーってほんと旨いよな
あの硬さだけなんとかならんのか

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すごい!
すごいけど固いのをガジガジ食うのがうまいからいらないや…

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削ったらあずきバーのアイデンティティの9割くらいが無くなる気がする

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技術部門が開発した治工具そのままの、ゴツイ出来映え

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ハンドル小さすぎてやる気なくす

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最近タカラはそうめんスライダーといい遊び心いい感じだな

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折れた時の哀愁ときたら・・

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合法鈍器

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あずきバーって夜中に持って歩いていると凶器準備ナンタラで捕まるんだろ。

>>43
車の中に置いておくと事情聴取される

>>43
アメリカだとソードオフショットガンと同じで
持ってるだけで捕まるよ

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クソーー
あずきバー食いたくなった!!

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初めから削ってふわふわにしたやつ売って欲しいのだが

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あずきバーで大谷のストレート打てる説

引用元:
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1495419416/

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